総務省は7月20日、2011年度の「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を公表しました。
2011年度の調査結果では、フィーチャーフォンのコンテンツ市場は6539億円となり、前年比1.1%増加しました。
2011年度から調査を開始したスマートフォンのモバイルコンテンツ市場規模は、806億円でした。
モバイルコマースの市場規模は1兆1716億円で、物販系市場の拡大を受け、前年比16.2%増加しました。
フィーチャーフォン市場の内訳を見ると、「ソーシャルゲーム等市場」が2078億円(前年比49.6%増)と規模も伸びも圧倒的で、「動画専門」は176億円(同8.6%増)と規模こそ小さいものの健闘しました。
これ以外は、着うたやモバイルゲームなどほぼすべての分野で市場が縮小しました。
スマートフォンのモバイルコンテンツ市場では、内訳の約6割を「ソーシャルゲーム等市場」が占めました。
モバイルコマース市場の内訳は、通販などの「物販系市場」が5839億円(前年比32.9%増)、チケット販売などの「サービス系市場」が4249億円(同3.4%増)、取引手数料などの「トランザクション系」が1628億円(同2.8%増)となりました。
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