Oracleは7月10日、ソーシャルメディア技術のInvolverを買収することで両社が最終合意に達したと発表ました。
手続きは今夏に完了する見込みです。
買収金額については明らかにしていません。
Involverは、ソーシャルアプリケーションを手軽に開発およびリリースするためのマークアップ言語「Social Markup Language」をベースにした開発プラットフォームを手掛けています。
OracleはInvolverを買収することで、ソーシャルメディアを最大限活用したいと考える企業に、マーケティング、営業、サービスの総合的な窓口となるクラウドベースのソーシャルソリューションを提供できるようになるとしています。
Involverの技術でOracleのソーシャルプラットフォームを強化し、顧客が簡単に高コスト効率でソーシャルアプリケーションを構築し、コラボレーションできるよう支援します。Oracleは現在Involverの製品ロードマップを検討しており、その結果Oracleの製品ポリシーに沿った今後の計画を判断します。
なお、買収手続きが完了するまでは、両社は従来の事業を個別に継続します。
Oracleは最近、ソーシャルマーケティング管理の米Vitrueやソーシャルメディア分析の米Collective Intellectを買収したばかりです。
また、米Microsoftが企業向けSNSの米Yammerを獲得するなど、大手技術企業によるソーシャル企業の買収が続いています。
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