トレンドマイクロは7月17日、ウイルス対策ソフトのユーザー向けにクライアントパソコンの電源管理ができるオプション「Trend Micro Power Management」を発売します。
対象となるウイルス対策ソフトは「ウイルスバスターコーポレートエディション」のバージョン10.5以降です。
クライアントパソコンに導入されているウイルス対策ソフトがエージェントとなって、管理サーバーからの指示を受けてクライアントの電源設定を変更します。
ユーザーは、新たにエージェントソフトを導入する必要がありません。
Trend Micro Power Managementでは、管理サーバー上で「ディスプレイをオフする」「ハードディスクをオフにする」「スタンバイ状態にする」「休止状態にする」の各電源状態に移行するまでのアイドル状態の時間を設定します。
すると、サーバーから各クライアントパソコンのウイルス対策ソフト(エージェント)に設定情報を配信し、エージェントが設定内容を変更します。
管理サーバー上では、配信した設定内容をクライアントごとにきちんと適用していますが、ユーザーが勝手に変更していないかを確認できるようになっています。
また、クライアントパソコンの各電源状態の消費電力を設定して、クライアント全体の消費電力や電気料金をグラフ化する見える化機能も備えます。
価格はクライアント数に応じた買い切りで、クライアント数の少ない順に、100クライアント以下なら23万円、500クライアント以下なら42万円、1000クライアント以下なら75万円、それ以上は183万円です。
ウイルスバスターコーポレートエディションのサポートを継続する限り、使い続けられます。
節電応援キャンペーンとして、9月30日まで3割引で販売されます。
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