内部告発サイト「WikiLeaks」は7月5日、シリア政府関係者や関連企業の電子メール200万通以上を公開するサイト「Syria Files」を開設しました。
このデータベースは、20006年8月から2012年3月までにやり取りされた243万4899通の電子メールからなります。
680のシリア関連ドメインから収集したもので、大統領府、外務省、財務省、情報省、運輸省、文化省の情報が含まれます。
発信者アドレスは67万8752件にわたり、受信者アドレスは108万2447件にのぼります。
さまざまな言語が使われていて、うち約40万通がアラビア語、約6万8000通がロシア語でした。
また、約4万2000通がトロイの木馬などのマルウエアに感染していました。
WikiLeaks創設者のJulian Assange氏は「これらデータはシリアを窮地に立たせるものですが、対立国を困惑させるものでもあります。
Syria Filesはシリア政府および経済の内部事情を明るみにさらし、西側諸国や企業の発言と食い違う行動も暴くことになる。」と述べています。
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