Googleは6月28日、モバイルOS「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)に対応したソフトウエア開発キット(SDK)をリリースしたと発表しました。
最新版のツールパッケージ「Android SDK Tools, Revision 20」とEclipseプラグイン「Android Development Tools(ADT)20.0.0」を公開しています。
このうちAndroid SDK Tools, Revision 20では、さまざまなAndroid用デバッギングツールをまとめた「Device Monitor」や、アプリケーション性能の最適化のための「Systrace」などを追加しました。
また「SDK Manager」などを強化したほか、テストプロジェクトがライブラリプロジェクトのクラスを呼び出す際に発生する問題などを修正しました。
一方のADT 20.0.0では、全般的に性能を向上し、SDKデータの読み込み速度を最大30%高めました。
一連のOpenGL呼び出しをトレースし、各呼び出しの結果を視覚的に確認できる「Tracer for GLES」を備えます。
アプリケーションテンプレートを拡充し、マスター/ディテールやカスタムビューといった新たなテンプレートを追加しました。
そのほか、レイアウトエディターやXMLエディターなどの強化を図った。
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