Googleはスマートフォンやタブレット端末で操作し、ネット上の映像や音楽コンテンツをテレビやオーディオ機器で再生する機器「Nexus Q」を発売します。
サンフランシスコで開催している開発者会議「Google I/O 2012」で6月27日に明らかにしました。
Nexus Qは、デジタルコンテンツ配信サービスGoogle Playの「Google Play Movies」「Google Play Music」といったアプリケーションや、YouTubeのアプリケーションをAndroid端末に入れて操作する機器です。
Google Playで購入した映像、音楽コンテンツや、ユーザーがアップロードした音楽ファイル、YouTubeの動画を家庭の大画面テレビ、オーディオ機器で再生できます。
Googleは「世界初のソーシャル・ストリーミング・メディアプレーヤー」と呼んでいて、パーティーなどの際に友人が持っているコンテンツを共有することもできると説明しています。
本体は直径11.6cmの球体で、重さは923g。スイッチ類は備えませんが、球体の上部を回すと音量を調整でき、上部にあるLEDライトを押すとミュートします。
CPUはデュアルコアの「Texas Instruments OMAP4460」。1GバイトのRAM、16Gバイトのフラッシュメモリーストレージを搭載します。
OSはAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)採用しています。
インターネットには無線LAN(Wi-Fi 802.11a/b/g/n)やEthernet(10/100BASE-T)を介して接続します。
このほか、Micro HDMIや光オーディオ端子、バナナプラグスピーカー端子を備え、Bluetooth、NFC(近距離無線通信)にも対応します。
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